セミナー7

【臨時(午後)開催】

品質不正への監査対応

-品質データ改ざん・品質偽装・検査不正・企業不正等-

とき :2018年(平成30年) 6月8日(金) 13:00~17:00(3.5H)
ところ :上野会場 (JR上野駅至近)  ※会場入口の標示は「経営管理研究所」
講師 :吉田 邦雄氏 (現・(株)ポーラ・オルビスホールデイングス 内部監査室部長)
          (元・富士ゼロックス㈱ 経営監査部コンサルタント)
参加料 :一名様  19,000円(税込)(内 消費税1,520円) 〔支払方法、割引はトップ頁に記載〕

 

講師紹介:吉田 邦雄氏 (よしだ くにお) CFE(米国公認不正検査士)

中央大学法学部卒業、富士ゼロックス(株)入社。法務/コンプライアンス、
経理、企画、資材部門を歩み、生産企画部長、経営監査部マネジャー
(部長)、(株)テクノル監査役及び長野ゼロックス(株)監査役を兼務歴任。
’07年4月より、(株)ポーラ・オルビスホールディングス内部監査室部長。
長年にわたり内部監査及び不正調査の第一線に従事。
日本公認不正検査士協会アドバイザリー委員、日本監査研究学会会員
歴任。現在日本内部監査協会講師、経営倫理実践研究センター上席
研究員(監査部会及び不正調査研究会主宰)、企業研究会「これからの
経営監査を考える会」運営幹事、また大学大学院、中央官庁、日本公認
会計士協会、東証上場企業に対する不正・不祥事防止、内部監査(経営
監査)の高度化等についての講演やコンサルティング活動も展開中。
(株)経営監査研究所代表取締役社長。

著書・論文: ’04年『富士ゼロックスの倫理・コンプライアンス監査』東洋経済新報社。’06年『日経情報ストラテジー9月号』“日本版SOX法対応に関する緊急提言”。’12年『実践!コンプライアンス 上級編』共同執筆PHPエディターズグループ、’15年『月刊監査研究8月号』経営監査の高付加価値化〈CSVと経営監査〉、’17年『月刊監査研究4月号』“経営監査から見た不正防止への考察”発表、’17年『月刊監査研究7月号』監査役全国会議パネルディスカッション登壇 “内部監査部門との連携強化”他多数。

 

-講師の言葉-

 昨今、我国の大手企業における品質データ改竄/品質偽装、検査不正等いわゆる『品質不正』が後を絶たない状況にあります。このため、企業側としては、基本的な『品質管理監査』の原点に戻り、その強化と不正の未然防止が喫緊の課題であります。企業不祥事発生後の徹底した不正調査や第三者委員会の設置ケースも増えてきておりますが、いずれにしても企業がこれらの不祥事に巻き込まれますと信頼回復までに多大なコストと時間を要すると共に、経営トップの責任追及や業績悪化/経営危機を招いてしまうことが少なくありません。
 本セミナーでは、(1)品質管理監査の基本、(2)品質不正と内部監査、(3)企業不祥事防止への提言に関し、“企業内側からの目線”で実戦的な解説を行なうと共に監査事例も交えながらわかりやすく紹介しますので、皆様の実務に必ずお役立ちできるものと考えます。
なお、本研修セミナーは、品質管理監査をベースとしたプロ監査人へのスキルアップ講座の位置付けでもありますので、“プロ監査人への道”にもご関心のある方はぜひご参加願います。(吉田)

 

 

内 容

対象:内部監査部門、監査役
レベル:指定はありません

1. 品質管理監査の基本
(1)品質管理の歴史と改善活動の推移
(2)品質管理監査の方針策定
(3)品質管理体系監査の着眼点<ステップ別品質業務監査>
  (商品企画、研究開発/設計、調達、生産、試験/検査、販売/サービス)
(4)PL監査/広報監査の着眼点

2. 品質不正と内部監査
(1)最近の品質不正事件と主要課題
 ・M自動車燃費データ捏造
 ・K製鋼品質データ改竄
 ・N自動車検査不正
 ・Mマテリアル/T
(2)品質不正監査の着眼点
 ・ガバナンス機能不全?(モノづくりの原点)
 ・経営陣/幹部と現場の一体感なき組織風土?
 ・品質管理の形骸化(トクサイの慣行悪用/モラルまひ/不正の常態化?)

3. 企業不祥事防止への提言
(1)不正防止は“経営の戦略対象”
(2)業績目標/QCD至上主義からの脱皮
(3)ソフトコントロール重視への転換
(4)新しいERM(全社的リスクマネジメント)の構築

★参考資料<講演にて.ポイント紹介>
   不祥事防止に向けたERM高度化への考察
  -不正リスク管理プログラム事例
  -TQMにおける方針管理監査のポイント
  -経営の期待に応えるプロ監査人の条件

 

〔参加者のご感想〕

  • 監査の「イロハ」を知らない私でも「これからの監査」がどうあるべきか理解できた。(電機機器)
  • 監査役ですが勉強のために参加した。内容が理論的であり弊社の監査部門の活動を充実させるために多くのヒントを得ました。
    失敗談も参考になり他の講義では得られない実務的な内容でした。(情報)
  • 他部門から異動したため、前任者の計画で活動してきたが、今年度の計画をたてるにあたりもっと早い段階で参加していればよかった。全体的に分かりやすかった。(食料品)
  • 講師の経験談を聞き監査業務に対する情熱を今まで以上に持つことができた。(匿名)